「南向き」だけがベストじゃない?!お部屋の方角

[記事更新日]2017/05/22

部屋の方角

お住まい探しをするときに、どんな条件のお部屋に住みたいか尋ねると、「日当たりの良いお部屋」と答える方が多いです。日当たりの良いお部屋=南向きというイメージが強いですね。実際、日当たりが良いのは南向きのお部屋です。しかし、あなたのライフスタイルには南向きのお部屋だけが最適とは言えません!あなたにピッタリなのは何向きのお部屋でしょうか?

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南向きのお部屋

南向き

南向きのお部屋のメリットは何と言っても「日当たりの良さ」でしょう!1日を通して部屋に日光が降り注ぎ、日照時間が長いため、洗濯物が良く乾きますし、日中は照明なしで過ごすことができます。また、陽がたくさん当たるので部屋の温度も高くなり冬場でも暖かく過ごすことが出来ますので、寒がりな人にもおすすめです。
反対にデメリットは、他の方角に比べて人気のため、家賃や価格が他の向きに比べて高く設定される傾向があります。また、良く日が当たる分、部屋が暑くなりやすく、家具や壁紙、本などが日焼けしやすいというデメリットもあります。部屋が暑くなる分、暑がりの方は夏場はエアコン代がかさむ可能性もあります。

南向きのお部屋に向いているライフスタイル

南向きのお部屋に向いているライフスタイルは、「家の中で過ごす時間が長い方」です。専業主婦や自宅で仕事をする人など、家にいる時間が長い人におすすめです。他の向きの部屋に比べ、部屋が明るい時間が長いため1日中快適に過ごせます。反対に日中は仕事やプライベートで外出が多く「日中は家にいない!」という方は、南向きにこだわるのではなく、他のご条件を優先してもいいかもしれませんね。

東向きのお部屋

東向き

東向きのお部屋は、南向きに次いで人気がある方角です。そんな東向きのメリットは、太陽が昇る方角なので朝の日当たりが良く、太陽の日差しですっきり起きられることです。南向きの部屋に比べ、朝日を有効活用できます。朝に日光を浴びると人間の体内時計がリセットされて寝起きがよくなり、規則正しい生活を送りやすくなると言われています。また、午後は室温が下がりやすいため、夏場でも過ごしやすいというメリットもあります。
デメリットは、朝日が差し込む分、昼から夕方にかけての日当りは午前中に比べて劣る傾向にあります。日中家で過ごす時間が長い方や、朝ゆっくり寝たい方には不向きかもしれませんね。日照時間が短くなるため、洗濯物も朝早くから干さないと乾かないといったデメリットも。また午後は室温が下がりやすいため、冬場は少し寒い思いをするかもしれません。

東向きのお部屋に向いているライフスタイル

東向きのお部屋に向いているライフスタイルは、「朝方生活の方」です。朝からお掃除や意選択をされる方にはおすすめです!また、朝日を浴びられるので、この機会に生活リズムを整えたい人にぴったりです。

西向きのお部屋

西向きのお部屋は、東向きのお部屋のデメリットがそのままメリットになります。日照時間が最も長いと言われる西向きのお部屋は、西日が部屋の奥まで入るため、南向きよりも日の強さを感じることができます。その分洗濯物が乾きやすく、時期によってはお昼から洗濯をしても乾くことも。また、部屋も温まりやすいのは西向きの部屋ならではのメリットです。午後に光が差すので冬場は暖房費が抑えられ、電気代の節約にもなります。
デメリットは、朝日が入りづらく、午前中は少し暗くなってしまいます。朝すっきり起きるのが難しそうですね。また、昼以降は西日が強くなるため、夏場は室温が上がりやすくなります。その他にも南向き同様、家具や壁紙、本などが日焼けしやすいというデメリットもあります。

西向きのお部屋に向いているライフスタイル

西向きのお部屋に向いているライフスタイルは「朝ゆっくり寝たい方」です。出勤時間が遅く、午前中は寝ているという人や夜のお仕事をしている人などに向いています。また、午後からの日照時間が長いので、午後お部屋で過ごす方にも向いています。また、南向きや東向きの部屋よりも家賃が低い傾向にあるので、家賃を抑えたいという節約志向の方にもおすすめです。

北向きのお部屋

北向きのお部屋は、他の方角に比べて圧倒的に日当たりが悪くなるため、敬遠されがちな方位のお部屋です。「北向き」と聞くとまずデメリットが先に浮かびますが、メリットもあります!他の方角に比べ、家賃や物件価格が安く設定されていることが多く、日が当たらない分、フローリングやクロスなどが日焼けしにくいというメリットもあります。部屋に入る光がやわらかいのもメリットです。テレビやパソコンの画面に日光が当たりすぎて眩しい…なんてことも防げます。また夏場は涼しく過ごせるので、エアコン代の節約にもなります。
北向き物件のデメリットは、ご想像通り日当たりが悪く、一日を通して部屋が暗めになりがちです。また冬場には室温と外気の温度差で結露が発生しやすくなります。冬場は一番、暖房費がかかりそうな方角です。

北向きのお部屋に向いているライフスタイル

北向きのお部屋に向いているライフスタイルは「日中家にいない方・休日も出かけるアクティブな方」です。日当たりを気にしなければ、お部屋の広さやスペックが同じでも、家賃や物件価格が低いため、その他の条件に予算を使うこともできます。北向きを優先して探すとお得な物件が見つかるかもしれませんね!

さいごに

すべての方角のお部屋にメリット・デメリットがあります。方角だけでは快適なお部屋かどうかはわかりません。大切なのは自分たちのライフスタイルに合わせて選ぶことです!


この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただくと共に、必要に応じてご自身で専門家等に相談されることを推奨いたします。弊社は、当記事の情報(個人の感想等を含む)と、この情報を用いて行う利用者の判断について、一切の責任を負うものではございません。

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